「トマト!」。会場の子どもたちの声が、スタジオに響きました。

2026年10月17日、テレビ山梨(UTY)の「UTYエコフェス2026」で、「元警部の交通安全教室」を担当しました。司会はUTYの三浦正則アナウンサー。11時から11時30分の30分間、親子で学ぶ教室です。
この記事では、当日の教室の流れと、おうちに持ち帰れる2つの合言葉、そしてイベントや学校で交通安全教室を開くときの流れをまとめます。
・30分の親子向け交通安全教室で何をしたか
・横断歩道の合言葉「トマトのお約束」
・自転車点検の合言葉「ぶたはしゃべる」
・大人も知っておきたい、自転車の青切符と保険
・イベント・学校・自治会で教室を開くときの流れ
UTYエコフェス2026 交通安全教室の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月17日(土)11:00〜11:30 |
| 会場 | UTYエコフェス2026 スタジオステージ(テレビ山梨) |
| 司会 | UTY 三浦正則アナウンサー |
| 講師 | ファミリア 代表 雨宮 貴司(元警部) |
| 内容 | マジじゃんけん/VR事故体験/トマトのお約束/ぶたはしゃべる/自転車の青切符と保険/横断歩道の練習 |
| ブース | 交通安全クイズ・交通安全博士・防災グッズの販売 |
※ご来場の皆さまのプライバシー保護のため、会場の写真は講師のもの以外を掲載していません。
30分の教室の流れ
本気のじゃんけんから始めました。なぜじゃんけん? 道路を渡るときも、自転車で走るときも、「見て・考えて・動く」は0.5秒。考えてからでは間に合わないことを、体で知ってもらうためです。
三浦アナウンサーにVRゴーグルをつけていただき、自転車で一時停止を見落とす場面を体験。「気づかないうちにぶつかっていた」。会場の皆さんは、その映像を画面で一緒に見ました。
「止まれ」は、両足をついて止まる。自転車は時速30kmなら1秒で約8m進みます。片足をついただけでは、交差点の中まで入ってしまいます。
ト=止まる、マ=待つ、ト=飛び出さない。会場のみんなで声を出して覚えました。そのあと、右を見て・左を見て・もう一度右を見て渡ります。
ぶ=ブレーキ、た=タイヤ、は=ハンドル、しゃ=車体、べる=ベル。乗る前に30秒で点検する合言葉です。
2026年4月から、16歳以上の自転車の違反は反則金の対象になりました。そして山梨県は、条例で自転車保険の加入が義務です。高校生のいるご家庭は、今日確認を。
最後に、子どもたちが実際に横断歩道を渡る練習をしました。「トマト」を声に出しながら、止まる・待つ・右左右。
おうちに持ち帰れる2つの合言葉
ト:止まる(横断歩道の手前で)
マ:待つ(車が止まるまで)
ト:飛び出さない
そして、右を見て・左を見て・もう一度右を見て渡る。
ぶ:ブレーキ(握って止まるか)
た:タイヤ(空気・回り方)
は:ハンドル(グラつき)
しゃ:車体(サドルの高さ・ライト・チェーン)
べる:ベル
1つでも不具合があったら、乗る前に自転車店で整備を。
通学・通園の前に、お子さんと一緒に声に出してみてください。合言葉は、知識より先に体に残ります。
なぜ、イベントの教室でVRを使うのか
交通安全教室は、学校でも地域でもたくさん行われています。でも「気をつけましょう」で終わると、子どもも大人も変わりません。
私は長く交通事故の捜査をしてきました。事故を起こした人は、必ず「見ていました」と言います。見ていたのに、脳が「大丈夫」と決めてしまう。これは子どもも大人も同じです。だから、アナウンサーにゴーグルをつけてもらい、「見えていなかった」を会場全員で体験しました。
親御さんにお願いしたのは、たった一つ。「子どもと一緒に、合言葉を声に出してください」。子どもは親の真似をします。親が横断歩道で止まらなければ、子どもも止まりません。交通安全教室は、子どもだけでなく、親の行動を変える場でもあります。
ブースでやったこと
- 交通安全クイズ:正解・不正解のない選択式。選んだ結果で、自分の運転の傾向が分かります
- 交通安全博士:子ども向けの選択式クイズ。選ぶだけで参加できます
- 防災グッズの販売:元警部が選んだ、車と家に置いておきたい防災グッズのセット
イベント・学校・自治会で交通安全教室を開くには
ファミリアの交通安全教室は、対象と時間に合わせて組み立てます。
| 対象 | 時間の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 親子・園児・小学生 | 20〜30分 | トマトのお約束/ぶたはしゃべる/横断歩道の練習(疑似信号機・横断マット持参) |
| 中学生・高校生 | 30〜45分 | 自転車の青切符/VR事故体験/一時停止の本当の意味 |
| 高齢者・自治会 | 30〜60分 | VR体験/歩行者事故の傾向/特殊詐欺・防犯の話も可 |
| 企業・団体 | 30〜60分 | 安全大会講話/VR体験/行動宣言カードと集計レポート |
機材はすべて持ち込みます。VRゴーグル、投影用PC、スピーカー、疑似信号機、横断マット。設営は約5分。屋外のイベントでも、スタジオでも、会議室でも対応できます。
よくあるご質問
- 何人まで対応できますか?
-
人数の上限はありません。VRは代表の方に体験いただき、映像を画面で全員が見る方式です。
- 子どもだけの教室もできますか?
-
はい。園児・小学生向けは、合言葉と横断練習を中心にした20〜30分の構成にします。
- 自転車の交通安全教育の「報告」もお願いできますか?
-
はい。警察庁のガイドラインに沿った内容で実施し、警察への事業報告書の作成までお手伝いします。
- 費用はどのくらいですか?
-
対象・時間・会場により異なります。自治会や地域イベント向けの連携価格もありますので、まずはご相談ください。
まとめ
- UTYエコフェス2026で、三浦アナウンサーと30分の親子向け交通安全教室を実施
- マジじゃんけん・VR体験で「見えていなかった」を会場全員で体験
- 持ち帰る合言葉は「トマトのお約束」と「ぶたはしゃべる」
- 大人は自転車の青切符(2026年4月〜)と山梨県の保険義務を確認
関連記事:飯田鉄工様 安全衛生大会の講話レポート/韮崎市倫理法人会での講話レポート/VR交通安全研修について
イベント・学校・自治会で交通安全教室をお考えの方へ
親子向けの30分から、企業の安全大会の60分まで。会場と対象に合わせて、合言葉・VR・横断練習を組み合わせます。まずはイベントの日時と対象をお知らせください。
お急ぎの方はお電話でも承ります。090-8742-0110(ファミリア 雨宮)。
この記事を書いた人
警察官として、交通事故の捜査と交通指導取締りの現場を長く歩いてきました。2026年6月、山梨県甲府市で交通安全コンサルティングの「ファミリア」を創業。山梨県で唯一、元警部が直接講師を務めるVR交通安全研修事業者です。
モットーは「110番を回す、その前に。」。取り締まる側から、事故を防ぐ側へ。企業の安全大会、経営者団体のセミナー、地域の交通安全教室で講話をしています。


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