畳100畳の交通安全教室|子どもと親が一緒に学ぶ「トマトの約束」

ファミリアの交通安全講習について説明します。

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9月27日、山梨畳祭りの畳100畳の会場で子ども向け交通安全教室を行いました。元警察官が伝えた「トマトの約束」「ブタはしゃべる」とVR体験の中身を紹介。保育園・小学校・自治会への出張講話も受け付けています。

2026年9月27日(日)、甲府駅北口で開かれた「山梨畳祭り」。会場いっぱいに敷かれた畳100畳の上で、子どもたちと保護者のみなさんに向けて交通安全教室を行いました。

講師はファミリア代表の雨宮(元警察官)です。畳の上に座ってもらい、短い時間で「3つのこと」だけを伝えました。この記事では、その中身と、なぜその3つにしぼったのかをお話しします。

この記事で分かること!

・畳100畳の会場で、子どもに何をどう伝えたか

・小さな子に一番多い事故と、その防ぎ方(警察庁のデータ)

・保育園・小学校・自治会で同じ教室を開く方法

畳100畳の交通安全教室とは

山梨畳祭りは、畳の良さを知ってもらうお祭りです。会場には畳が100畳分も敷かれ、子どもたちは靴をぬいで自由に走り回っていました。

その畳の上で、ファミリアが交通安全教室の時間をいただきました。参加したのは19人の子どもたちと、その保護者のみなさんです。

教室といっても、机もイスもありません。畳に座った子どもたちの目の高さで、マイク1本で話しました。小さな子は10分で集中が切れます。だから「覚えて帰れるのは3つまで」と決めて臨みました。

※写真・動画は、お子さんのプライバシー保護のため、講師以外にモザイク処理をしています。

伝えたこと①「トマトの約束」

1つ目は、道路を歩くときの「トマトの約束」です。

文字約束意味
トとまる道路に出る前、交差点の前で、いったん止まる
マまつ車が来ていないか、止まってくれたか、待って確かめる
トとびださないボールを追いかけても、友だちを見つけても、飛び出さない

「トマトの、ト・マ・ト。いっしょに言ってみよう」と声をかけると、子どもたちが大きな声で返してくれました。言葉にして体で覚えることが、小さな子には一番効きます。

なぜ「飛び出さない」を一番強く言ったのか

理由は数字にあります。警察庁のまとめ(令和2年〜令和6年の5年間)では、歩いているときに交通事故でけがをしたり亡くなったりした人の数は、年齢別に見ると「7歳」が最も多くなっています。

さらに、小学生の歩行中の事故で本人に違反があったもののうち、約3人に1人(33.5%)が「飛び出し」でした。幼児では約4割(38.5%)です。

つまり、子どもを守るカギは、むずかしいルールよりも「止まる・待つ・飛び出さない」。この3つに絞ったのは、データに理由があります。

[引用] 出典:警察庁交通局「令和7年春の全国交通安全運動の実施について」(令和2〜6年の子供の交通事故分析)

伝えたこと②「ブタはしゃべる」で自転車点検

2つ目は、自転車に乗る子と保護者に向けた点検の合言葉「ブタはしゃべる」です。

合言葉点検するところ見るポイント
ブブレーキ前と後ろ、両方きちんと効くか
タタイヤ空気は入っているか、すり減っていないか
は反射材(ハンドル)反射材やライトがついているか。ハンドルはまっすぐか
しゃ車体サドルの高さ、ゆるみやガタつきがないか
べるベル鳴るか(危ないときに知らせる道具)

自転車の事故は、乗り方だけでなく「整備されていない自転車」でも起きます。ブレーキが効かない、夜に反射材がない。これは子どもが気をつけても防げません。だから保護者のみなさんに「月に1回、親子で合言葉を言いながら点検してください」とお願いしました。

点検は「親の仕事」ではなく「親子の遊び」にすると続きます。合言葉を子どもに言ってもらい、親が確かめる。これだけで十分です。

伝えたこと③ VRで「見えない危険」を体験

3つ目は、VR(バーチャルリアリティ)の映像を使った体験です。ファミリアが持っているVRは、自転車で走っているときに「確認しないとどうなるか」を、実際に事故にあう目線で体験できるものです。

ただし、VRゴーグルは機材メーカーの決まりで小さな子は使えません。そこで今回は、大人の参加者に代表でゴーグルをつけてもらい、その人が見ている映像をスクリーンに映しました。子どもたちは画面を見ながら「どこが危ない?」「右、左、見た?」と一緒に考えました。

ゴーグルをつけた方が思わず声を上げる場面では、会場から笑いと「わっ」という声が同時に上がりました。怖がらせるためではなく、「見ないとこうなる」を体で知ってもらうための時間です。

YouTube:元警察官のタカちゃんと兄のアッちゃん(毎週金曜18時に1分安全動画を公開中)https://www.youtube.com/@familia0110-r7n

講師として感じたこと

・畳の会場は、子どもが靴をぬいでリラックスして聞ける。机とイスの教室とは反応がちがう

・10分あまりで「3つだけ」に絞ったのは正解。小さな子の集中は長く続かない

同じ教室を、あなたの園・学校・地区でも

ファミリアの子ども向け交通安全教室は、「覚えて帰れる3つ」に絞った短い講話と、大人向けのVR体験を組み合わせた内容です。畳の上でも、体育館でも、教室でもできます。

項目内容
対象園児〜小学生と保護者(内容は年齢に合わせて変えます)
時間15分〜60分(ご希望に合わせます)
必要なものスクリーン(または白い壁)と電源1口。あとはこちらで持ち込みます
VR体験大人の参加者向け。お子さんはスクリーンで一緒に見ます
対応地域甲府市を中心に山梨県内。県外もご相談ください
費用人数・時間により個別にお見積りします

「秋の交通安全運動に合わせて」「新1年生の入学前に」「PTAの行事で」など、きっかけは何でもかまいません。まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

・畳100畳の会場で、子どもと保護者に「3つだけ」を伝えた

・トマトの約束=止まる・待つ・飛び出さない。7歳の事故が最も多く、飛び出しが約3割

・ブタはしゃべる=親子で月1回の自転車点検

・VRは大人が体験し、子どもはスクリーンで一緒に考える

交通安全は「知っている」だけでは身につきません。言葉にして、声に出して、体で覚える。畳の上の10分あまりが、その入り口になればうれしいです。

ファミリア 代表 雨宮 貴司(元警察官・行政書士)。交通事故の現場を長く見てきた経験から、山梨県甲府市で交通安全の講話・VR研修・運転特性診断を行っています。「110番を回すその前に。」が合言葉です。

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